リスクなくして成長なし
勝負の世界で生きる競技者として、常に強くなるためにどうしたらいいのかを考えている。その過程で、練習方法、食事内容、リカバリー方法、生活環境や指導者などにおいて新たな取り組みを行うか否かを選択する場面がある。そのときに期待と不安が脳裏によぎり決断を邪魔する。もちろん現状のままでも悪いわけではないが、新たな取り組みでもっと飛躍的に競技力向上に繋がる可能性はある。当たり前だが、その逆も言える。
人間は変化を恐れる割合が多く、現状に大きな不満がなければ変化を求める人は少ないと思う。
私もどちらかといえば変化を恐れる側の人間である。しかし、ここ数年は変化を恐れず様々なことにトライしてきた。良いことも悪いことも経験したが、すべての選択はプラスに働いていると自負している。競技者としてはもちろん、競技を引退したあとの人生でも、待ち受けている変化を恐れず前に進んで行く。
お風呂
私はお風呂が大好きで、銭湯巡りなどもしています。日本は大半の家庭にバスタブがあると思います。また全国で温泉の数も多く、世界的に見てもお風呂大国です。とある書籍には、日本が長寿国なのはお風呂との関係性もあるのではという説も書かれていました。
入浴して体を温めて血行を促し疲労回復に充てるのはもちろん、入浴中に目をつぶって考え事をすることが私のルーティーンです。競技のことだけではなく、将来のことや食事のことなど様々なジャンルのことを考えます。ふとした瞬間に良いアイデアが浮かんだりすることがあります。
就寝の1時間前くらいまでに約15分の入浴を行うことが、質の良い睡眠をとるポイントです。
まだまだお風呂効果は可能性が秘められていると私は思います。是非、就寝1時間前の入浴で考え事をしてみませんか。
全日本選手権トラック
11月5日~11月8日の日程で、ヤマダグリーンドーム前橋にて第89回全日本自転車競技選手権トラックレースが開催された。今回は出場種目数に制限がなく、私は5種目にエントリーした。
以下結果
・4㎞団体パーシュート 優勝
・4㎞個人パーシュート 優勝
・マディソン 優勝
・オムニアム 準優勝
・ポイントレース 準優勝
この大会は名目通り日本一を決める大会であり、毎年この大会には標準を合わせ、しっかり調整して万全の態勢で挑む。終わってみれば、優勝種目数でいうと過去最高の2種目を上回り、ベストリザルトとなった。
今年は5月の練習中に落車して両手首を骨折し、長期間リハビリ期間を要し、なかなかけが以前の状態に戻すことができなかった。定期的に測定している状態を確認するパワーテストで、全日本選手権1週間前でベストコンディションの8割くらいの数値だった。ベストを尽くしてダメなら仕方ないか、と思い込ませて走りたいくらいの心境で現地入りした。
今年はコロナウイルスの影響で、無観客でのレースが続いていたが、今回は有観客でのレースということで連日お客さんが多く入っていた。いつも自分で大事にしている部分の「気持ち」だけは強く持ってレースに挑んだ。また、観客席から聞こえる「声援」を感じながら走れた。
レース中は練習以上に体が動き、パワーも出ていた。アドレナリンが上がっているのはもちろんだが、不思議なくらい力がみなぎっていた。「気持ち」と「声援」が8割の状態を10割以上にしてくれたのは間違いない。あとは全日本選手権というレースの力。
2つの準優勝を勝ちきれなかったのは完全に力不足だった。優勝者はいつも近くにいて昔から親交のある選手。近いようで遠い存在。
毎年全日本選手権はドラマが生まれる。今回もレース終盤での逆転、予選負けからの決勝での勝利などが起こった。もう来年の全日本選手権に向けてスタートは始まっている。来年はどんなドラマが生まれるのか、それを楽しみに1年練習に励む。
スパイス
2020/10/14 15:53:26
コメント (0)
私の大好物はカレーです。カレーの種類や、各国のカレーなどジャンルは関係ありません。今まで私はいろんなカレー店に食べに行ったり、多くのレトルトカレーを食べてきました。そんな中で、スパイスカレーにハマってしまいました。ターメリック、コリアンダー、クミンなどのスパイスは多くの効能があり体に良い作用をもたらしてくれます。
スポーツ選手をやっている以上、体が資本なので食事にはある程度こだわっています。
最近は新型コロナウイルスの影響により、自宅に滞在することが多くなったのでスパイスカレーをよく作ります。
もっと様々なスパイスを使ってカレーを作れるようになりたいと思います。
セルフケア
トレーニングが終わった後は、食事、ケア、睡眠で体を回復させて疲労を残さないように翌日の練習に取り組みます。
今回は私が自宅でやっているセルフケアを写真で紹介します。
気になるセルフケアがあったらやってみてください。